【テニス歴も年齢も関係ない!】テニスの技術がなくてもコーチになれるのか?【テニスが大好きならなれる】

テニス
悩める乙女
悩める乙女

テニス歴はまだ浅く、技術も試合の戦績もない私でもテニスコーチになれますか?

また、専門学校に行ったり何か資格が必要ですか?

今回は、このようなご質問についてお答えします。

すなゆみ
すなゆみ

この記事を書いている私は、現在テニス歴20年以上です。これまで、団体戦で全国優勝、JOP大会出場、テニスコーチを経験しています。

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【テニス歴も年齢も関係ない!】テニスの技術がなくてもコーチになれるのか?【テニスが大好きならなれる】

まず、結論から申し上げますとテニス歴も年齢も関係ありません

そして、何より大切なのはテニスが大好きでもっと上手くなりたいテニスを通してお役に立ちたいという気持ちです。この熱いパッションがあれば、テニスコーチになれます。

とは言うものの、やはりそんなに簡単になれるものではありません。ここからは、テニスコーチに必要なスキルをお伝えしますので、是非ご自身の気持ちと照らし合わせながら読んでいただけたらと思います。

テニスコーチになる目的は?

私は、選手としてテニスに取り組みたかったので最終的に大学進学を選びました。ただ、高校を卒業した時点でテニスコーチのアルバイトを経験しています。当時の私は、極端な話”テニスコーチは生徒さんと一緒にテニスの練習が出来る”という考えだったと思います。

しかし、実際はそんな甘い話ではありませんでした。

球出し技術一つとってみても、生徒さんが打ちやすいようにボールに回転をかけないようにする為、コンチネンタルグリップであちこちに的を置いて、空き時間にひたすら何カートも球出し練習をしました。

また、フォームにおいても自分のフォームではなく、デモンストレーションが出来るクセのない綺麗なフォームに切り替えなければなりません。コーチというのは、自分が想像していた以上に難しい世界でした。

そして極め付けは、私にお悩みを相談してくださる生徒さんに対して、何となく返答は出来ているけれど、本当の意味でお役に立てていないなと自分で気が付いたことでした。

恐らくこの時点で、自分の技術向上が一番の目的になっている方は、コーチとしてやっていくのは難しいと思います。なぜなら、テニスコーチは生徒さんのお悩みを解決したり、技術向上のお役に立てる存在でないといけないからです。

まず、テニスコーチを目指すにあたり、自分の為なのか、人の為に尽くせるのかについてしっかりと自問自答しておいた方がいいです。ただ、テニスコーチの特権はコートの空き時間にいくらでも練習が出来るという点ですので、レッスンの練習と自分の練習を切り替えて、大好きなテニスに関われる方は、テニスコーチに向いていると思います。

テニスの専門学校に行くメリット・デメリット

メリット:レッスン技術が習得出来る、指導におけるノウハウが学べる、テニス関連の資格が取れる、同じ夢を持った友人が出来る。

デメリット:費用がかかる、テニス関連の就職に絞られる。

私は、専門学校にこだわる必要はないと思います。

と言うのも、色々なスクールで色々な経歴のテニスコーチを見てきたからです。ウィンブルドン出場経験ありというコーチからテニス歴3年という方、年齢を重ねてからやっぱりテニスコーチになりたくて会社を辞めた方等、専門学校に行っていないコーチは私を含めたくさんいました。

レッスン外にもコーチ研修会が定期的に行われ、新しい知識や技術を勉強する機会にも恵まれていますので、テニスが大好きでどんな努力もいとわないという方でしたら、乗り越えていけると思います。

テニスコーチになると選手として活動出来ないのか?

という質問に対しては、活動出来ます

コーチ兼選手という方もたくさんいらっしゃいます。しかも、それは年齢も関係ありません。ただ、テニスコーチを続けながら選手活動をするメリット・デメリットもありますので、併せてご確認ください。

メリット:テニス技術が上がる、練習相手がたくさんいる、コートもボールも使い放題。

デメリット:レッスン用のフォームとの使い分けが必要、相手が嫌がる所にボールを打ちにくくなってしまう、レッスンの代理コーチを探さなくてはならない。

いくつか弊害もありますが、慣れてしまえばこんなにありがたい環境はないと思います。ましてや、生徒さんに応援してもらい、さらにやる気アップする場面もあるくらいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

とにかく、私の考えでは”習うより慣れろ”です。確かに専門学校へ行った方は、球出しからレッスンメニュー作成、声掛け、アドバイスの知識等、未経験の方より確実に生徒さんに寄り添えると思います。実際、私自身も何度も羨ましいと思ったシーンもありました。

しかし、大切なのは自分らしさだと思います。自分にしか出来ないレッスンがありますので、今までの経験を踏まえて生徒さんのお役に立ちたいという気持ちがあれば、きっと素敵なコーチになれると思います。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

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